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【恐怖のマダコ】
アワビの吸着力はとても強くて、殻も相当固いことから、天敵は少ないんですが、たこ、ヒトデ、フグやこてを使って剥がす人間ですね
稚貝の頃は、ヒトデやカニに食べられる事が多いようです。
タコは、強力な吸盤で、力ずくで剥がし取ろうとしますが、それが成功できなかったときは、アワビの空気穴を完全にふさぐことによって、息ができなくて酸欠状態で苦しくなって力が入らず、岩から外れたところを包み込んで食べるそうです。
また、マダコの場合は、剥がせなかった時は、貝柱の辺りの殻に穴を開けて、毒をアワビの身に注入して、麻痺させてから、食べるそうです。
このマダコがあけた穴は特徴があるため、回収したアワビの貝殻を見れば、マダコの毒で麻痺させられた跡に食べられた事が分かります。
海岸に打ち寄せられた貝殻を回収して、マダコに捕食された率を求めたらなんと、3割がマダコだったそうです。
恐るべしマダコ・・・。
貝の王者も、マダコに見つかってしまったら最後なんですね。
マダコが急激に増えた年にアワビの捕獲量が激減したそうです。
ただでさえ、アワビは減ってきて、人間でもとる量や、大きさを控えているのに、マダコが自由に食い荒らしていたとは!